20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
本サイトはアフィリエイトリンクを含みます(PR)
焼酎

焼酎の甲類・乙類、原料による違いを比較する

2026-07-23 公開・読了目安4分

「甲類」「乙類」「芋焼酎」「麦焼酎」。焼酎の分類は、実は2つの別々の軸が混ざって使われています。「甲類・乙類」は蒸留方法による分類、「芋・麦・米」は原料による分類です。この2つを分けて理解すると、焼酎の棚がぐっと見通しよくなります。

軸1: 甲類・乙類(蒸留方法による分類)

甲類(連続式蒸留焼酎)乙類(単式蒸留焼酎・本格焼酎)
蒸留機連続式蒸留機単式蒸留機
アルコール度数36%未満45%以下
味わい無色透明、クセの少ないクリアな味わい原料由来の香味が残る、個性のある味わい
主な用途チューハイ・果実酒のベース(ホワイトリカー)ロック・水割り等でそのまま楽しむ

※2006年の酒税法改正で正式名称は「連続式蒸留焼酎」「単式蒸留焼酎」に変更されましたが、酒類業組合法に基づく表示として「甲類」「乙類」の呼称は現在も認められています。両者をブレンドした「混和焼酎」も存在します。

甲類は連続式蒸留機で何度も蒸留と加水を繰り返すことで、原料由来の香味成分をほぼ完全に取り除いた高純度なアルコールに仕上がります。乙類は昔ながらの単式蒸留機で1回だけ蒸留するため、原料の風味がしっかり残ります。「本格焼酎」と呼べるのは乙類のうち、指定の原料・麹・水以外の添加物を使わないなど、厳格な基準を満たしたものに限られます。

軸2: 原料による違い(乙類・本格焼酎の中の分類)

「芋焼酎」「麦焼酎」「米焼酎」「黒糖焼酎」「そば焼酎」は、いずれも乙類(本格焼酎)の中で、主原料によって呼び分けられているものです。同じ単式蒸留という製法でも、原料が変われば香りも味わいも大きく変わります。

まとめると

「甲類か乙類か」は蒸留方法の話、「芋か麦か米か」は乙類の中でのさらに細かい原料の話。この2つの軸を分けて覚えておけば、「芋焼酎は乙類の一種」「チューハイのベースはたいてい甲類」というように、焼酎の分類がすっきり整理できます。

焼酎のエントリ一覧を見る →