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日本酒

日本酒の特定名称、8種類の違いを比較する

2026-07-20 公開・読了目安4分

日本酒の棚に並ぶ「純米」「吟醸」「大吟醸」「本醸造」。似たような字面なのに何が違うのか、意外とちゃんと説明できる人は少ないかもしれません。実はこれらは酒税法にもとづく「特定名称」という公式な分類で、以下の3つの条件の組み合わせだけで、全8種類がきっちり決まっています。

8種類の比較表

特定名称精米歩合醸造アルコール味わいの傾向
純米大吟醸酒50%以下無添加華やかな香り、フルーティー
大吟醸酒50%以下白米重量10%以下華やかな香り、軽やかな後味
純米吟醸酒60%以下無添加香り高く、米の旨みも感じる
吟醸酒60%以下白米重量10%以下すっきり、軽快
特別純米酒60%以下、または特別な製法無添加蔵ごとの個性が出やすい
特別本醸造酒60%以下、または特別な製法白米重量10%以下すっきり、飲みやすい
純米酒規定なし無添加米の旨みとコクがしっかり
本醸造酒70%以下白米重量10%以下軽快、淡麗

※特定名称の要件を満たさないものは「普通酒」に分類されます(精米歩合70%超、醸造アルコール添加量が白米重量の10%を超える等)。

覚え方のコツ

表を丸暗記しなくても、次の2つの軸さえ押さえれば迷わなくなります。

この2軸を組み合わせると、純米+大吟醸=純米大吟醸酒、というように名前がそのまま組み立てられます。本醸造酒だけは吟醸造りではなく、精米歩合70%以下という独自の基準を持つ、少し毛色の違うグループです。

味わいで選ぶなら

「醸造アルコール無添加=優れている」というわけではありません。醸造アルコールを適量加えると、香りが引き立ち、味わいが軽くすっきりする効果があります。華やかな香りを楽しみたいなら大吟醸系、米の旨みやコクをしっかり感じたいなら純米系、というのが大まかな選び方の目安になります。

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